4大治療法の1つ免疫療法の効果とは|症状に合わた治療法

血液のがんを克服する

病院

抗がん剤による治療が中心

悪性リンパ腫は血液のがんの一種で、リンパ球が異常に増える病気です。そのために全身のリンパ節が腫れ、痛み・発熱や体重減少を伴うこともあります。進行が遅い場合は何年間も症状が出ないため、治療が遅れることがあり要注意です。血液のがんなので手術はできず、抗がん剤と放射線療法が中心になります。悪性リンパ腫にはホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫の2種類があり、それぞれに適応した標準療法があります。抗がん剤による寛解率は60〜70%と比較的高く、放射線療法を併用することで、さらに生存率を高めることも可能です。白血球が減少するので感染症のリスクは高くなりますが、食事や日常生活に大きな不自由はないため人気があります。

重症なら造血幹細胞移植で

重い悪性リンパ腫で普通の抗がん剤では十分な効果がないとき、造血幹細胞移植が行なわれることがあります。まず大量の抗がん剤や放射線を使って、がん細胞を全滅させますが、このとき副作用で造血能力まで失われてしまいます。そこで血の元になる造血幹細胞を移植し、血液を作る能力を回復させます。造血幹細胞は骨髄や臍帯血などに含まれていて、あらかじめ本人から採取しておく方法と、ドナーから提供を受ける方法の二種類で治療を行います。造血幹細胞移植は悪性リンパ腫の再発を防ぐ有力な方法ですが、ドナーからの移植だと拒絶反応が起きる場合があります。また効果が高いかわりに副作用も強いため、体力の低い方の場合は施術に注意する必要があるでしょう。